人の噂は瞬く間に広がり、尾ひれがついて複雑になることで危ぶまれる生命…。
命の重みやAEDを使った人命救助にスポットが当てられ、大変勉強になった2話でした。
この記事では、放課後カルテドラマ2話のあらすじとネタバレ、感想や診断された病名についてもご紹介いたします。
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放課後カルテドラマ2話あらすじとネタバレ
体育館では、人命救助についての授業が行われています。
その様子を見て「大人たちがやればいい」と言う子どもの声に、命の大切さやAEDの重要性についても詳しく説明しながら進めていく先生方の姿がありました。
その後の教室では「牧野先生が患者を殺した」と言う噂を楽しむ子どもたちや否定する子どもたちとで騒がしい状況に…。
黒い噂は瞬く間に広がり、学校中に牧野先生を悪く言う張り紙が貼られ、下級生たちの耳にまで入っていました。
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近頃お腹の痛みが続いている理子は、体育の前に保健室に入りますが、牧野先生は不在。
仕方なく自分で救急箱を取ろうと背伸びをすると、足に痛みが走ります。
さらに足首には赤い発疹が広がっていることに驚いていると、牧野先生が戻り、それと同時に啓やクラスの子どもたちにもその現場を見られてしまいます。
啓から聞いていた噂のことがあり保健室に行くのを躊躇っていた理子でしたが、自らの意思で「牧野先生に見てもらいたい」と啓に伝えます。
お腹の痛みや発疹を見て、IgA血管炎だと診断。
この流れが面白くない啓は牧野先生に「お医者さんなのになんでここにいるの?」と冷たい目で睨みます。
しかし牧野先生は動じることなく子ども達に「噂のことか…少しでも辛かったら我慢せずにいつでも見せに来い」と冷静に話をします。
その直後、啓のスマホに公衆電話から着信が入ります。
電話の相手は、入院中の啓の弟【冴島直明】でした。
直明と話をしている後ろでは、木の上から飛び降りることができたらカッコいいという理由で度胸試しをしている4年の児童【三島朝陽】と【西原勇吾】の姿が。
着地に失敗し、激しい痛みに襲われる勇吾でしたが「保健室の先生はヤバい奴」と信じていることで保健室に行くことはありませんでした。
学校帰りに神社へ寄り、直明の健康を祈る啓…そこに設置されているAEDを横目に通り過ぎていきます。
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翌日、またあの木の下で度胸試しをしようとしている朝陽と勇吾。
しかし、木に登ろうとした勇吾は突然苦しみながら倒れ込んでしまいます。
その頃、篠谷先生と啓が靴箱で立ち話をしていると、必死に先生を呼ぶ声が聞こえます。
急いで声のする方へと向かうと、そこで緊張性気胸と診断した牧野先生が勇吾に緊急処置をしています。
そして4年生担任【沢拓海】と、勇吾と一緒にいた朝陽の話を聞いていた牧野先生は「もっと前に木に登って落ちたことはあるか」と尋ねますが「僕は知らない」と言います。
勇吾を緊急搬送し保健室に戻ると、篠谷先生と沢先生の姿が。
勇吾の容態を伝え「強く打ったとか、何か心当たりは?」と尋ねると、度胸試しをしていてあの木から落ちたのを見た生徒がいたと聞いたことで「くだらない」と牧野先生は呆れ果てます。
朝陽を連れて病院へ戻った牧野先生は「誰にも見られていない所で飛ぶことがカッコいいのか」と問い、HCUにいる1人の患者を見つめます。
そこで、下校中に事故に遭った子どもだと話をしながら「わざわざ危険なことをしなくても、危険に晒されることもある。人の命は脆いんだ」と言います。
その時、エレベーターから小児科の医局長【高崎修二】が現れます。
許可を取らずに病室前にいることがバレそうになった時、牧野先生の元指導医である【咲間大地】が駆け寄り「僕が許可した」と嘘をついたことで難を逃れます。
その後、目を覚ました勇吾と朝陽に「命を落としたらカッコいいもクソもない。命を大切にしろ」と牧野先生なりの言葉で伝えます。
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翌日、子どもたちが保健室に入りやすいようにと『在室・不在ルーレット』を作り、扉にセットします。
その様子を見た理子は「逆に入りづらくなる…イラストとかつけると良いかも」とアドバイスしますが、絵が苦手な牧野先生は微妙な反応…。
理子の提案で、絵を描くのが上手い同じクラスの【藤野一希】にイラストを頼み、保健室の看板は素敵に完成します♡
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学校帰りの啓はいつもの神社で、お爺さんが突然倒れる場面に遭遇します。
声をかけてもお爺さんの反応はなく、周りに助けを求めますが誰もいません。
自分のスマホで救急車を呼び、どうしようかと考えを巡らせていると、ふとあの日に習った人命救助のことを思い出します。
神社に設置されているAEDを取りに行き、授業でもらっていたプリントに牧野先生の電話番号があったため、すぐに電話をかけます。
牧野先生の指示に従いながらAEDを準備しますが、怖さのあまり手が止まる啓…。
「お前がやるんだ!大丈夫、押せ!」と叫ぶ牧野先生を信じ、電気ショックのボタンを押して心臓マッサージを始めます。
誰も来てくれない不安感や続く恐怖心と闘いながら心臓マッサージを続ける啓の前に、一直線に走ってくる牧野先生が現れ、無事お爺さんは一命を取り留めます。
そして病院で「お前があの人を助けたんだ」と言う牧野先生に、啓は尋ねます。
「どうして弟は見捨てたの?直の命はどうなってもいいの?」と…。
ドラマ2話で診断された病のカルテ
❶IgA血管炎(アレルギー性紫斑病とも呼ばれる)
詳しい原因は不明とされており、何らかの要因でIgAという抗体が血管の壁に付着し、異常な反応を示すことで引き起こされる病。
10歳以下の小児に発症しやすく、主な症状は、腹痛・関節の痛み、皮膚の発疹などがあります。